●有効成分1 油溶性ビタミンC誘導体(VC−IP) ビタミンCはそもそも不安定な物質で酸化しやすく、皮膚に浸透されにくい性質を持っています。 これを解決したのが「水溶性リン酸型ビタミンC誘導体」です。皮膚内部に浸透した後、皮膚基底層にある酵素により純粋なビタミンCに変換されます。 さらに進化させた形が「油溶性ビタミンC誘導体」。ごく微量で容易に角質層を通過し細胞膜に浸透、細胞内の活性型ビタミンC濃度は3倍以上になると言われています。 水溶性と油溶性のビタミンC誘導体では浸透時間が異なるため、併せてご使用いただくことにより、より長時間の持続性を保つことが可能です。
●有効成分2 バイオホワイト(BIOWHITE) 日光を浴びて日焼けをおこすと皮膚が黒褐色に変化していきます。 これも生体防御作用の一つで紫外線から身を守るために、メラニン色素が生成されているからです。 しかしこの色素も最初から黒い色をしているわけではなく、下図のような反応経路を経て黒褐色に変化していきます。皮膚の色素沈着や美白について考えるとき、この経路で重要な点が2箇所あります。 「チロシン => ドーパ」と「ドーパ => ドーパキノン」の部分です。この変化にはチロシナーゼという酵素が必要になります。このチロシナーゼの活性を阻害することにより、メラニン生成は抑制されます。 バイオホワイトはチロシナーゼ活性を強力に阻害する植物由来の美白成分です。 ちなみにビタミンC誘導体には「ドーパキノン => ドーパ」へ戻す還元作用もあります。 
●有効成分3 コラリフト シワ、たるみは皮膚に弾力がなくなり、元に戻らなくなってしまう場合にできます。細胞と細胞の隙間を埋めるセメント物質(ECM)であるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などをいかに構築するかがシワ、たるみ及び皮膚の若々しさ、血管の強化を左右しています。
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このECMを分解する酵素がMMP(マトリックスメタロプロテアーゼ)と言われるもので、紫外線などにより増加します。 MMPのうちいくつかは、コラーゲン3重らせんを切ることができます。切られた結果、生体内で繊維を形成していたコラーゲンの性質が変化し、変性してゼラチンになると言われています。不要なゼラチンは細胞に吸収され分解されてしまいます。 コラリフトはこのECMを分解する酵素MMPを強力に阻害します。 この結果コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを保護し、シワ、たるみを引き起こす作用を抑制します。 もちろん経皮吸収にすぐれターゲットである真皮まで浸透します。

間は酸素なしでは生きていけませんが、酸素の副産物として活性酸素というものが産出されます。活性酸素は体内に侵入する細菌を撃退する「免疫システム」などで重要な役割を果たしていますが、もう一方で細胞や組織を破壊し現在では病気の原因の90%に活性酸素が関与していると言われています。皮膚に対しても同じ。活性酸素により皮膚の老化が早まりシワ、たるみの生成を加速させるばかりか、アクネ、アトピー等の皮膚炎を悪化させ、色素沈着を誘導します。深刻な場合は皮膚細胞を懐死させ、DNAを損傷して皮膚ガンを誘発する原因にもなります。

まれながらに私たちの体にはこうした活性酸素を防御する機能が備わっています。この活性酸素の攻撃を防御する物質をスカベンジャー(坑酸化物質)と言います。しかし近年、私たちが摂取する食品の変化、環境汚染や紫外線、ストレスなどの影響で過剰に発生した活性酸素を体内のスカベンジャーだけでは対処できなくなってきました。これらの活性酸素の脅威にさらされないために、体外から積極的にスカベンジャーの含まれた食品を摂取するよう心掛けていくことが大切です。

かしながら食品などで体内に取り込まれた抗酸化剤も皮膚へ到達するまでにほとんどが体内臓器で使われ吸収・排泄されてしまいます。さらに皮膚は面積が広く、必要な場所に十分な量の抗酸化剤を届けるのは不可能です。そこで皮膚に対しては直接塗布という形で取り込むことが必要になります。今回、ドクターとメーカーが共同開発した「CL WHITE ジェル」は皮膚深部へ高濃度な抗酸化剤を浸透させることに成功しました。 抗酸化剤の中で最も皮膚に対する効果が高いものを選択し含有しております。プロビタミンCをベースとしてビタミンA、E、アスタキサンチン、カロチン、コエンザイムQ10などの抗酸化剤、そして最も新しいアンチエイジング成分であるバイオホワイト、コラリフト等を配合しています。 |